いよいよ、フィジーへ🇫🇯🌴
利用したのは大韓航空。
機内アメニティがとても充実していて、長時間のフライトも想像していたより快適でした。
乗り継ぎで立ち寄った韓国・ソウルでは、高校生の頃に夢中になって観ていた韓国ドラマ『チャングムの誓い』の世界を思わせるような、王様の散歩を見ることができました。
「本当に海外まで来たんだ。」
それまでどこか現実味がなかったのですが、ここで少しずつ実感が湧いてきました。
それにしても、今思えば、初めての一人旅でよく乗り継ぎまでできたなと思います。
どうやって搭乗口までたどり着いたのか、正直ほとんど覚えていません(笑)。
それでも、ちゃんとフィジー行きの飛行機に乗れた当時の自分には、
「よく頑張った!」
と拍手を送りたいです。
ソウルから約10時間。南国フィジーへ
ソウルから約10時間。
映画を観たり、機内食を食べたり、少し眠ったりしているうちに、飛行機は南国フィジーへ向かっていました。
前日の恥ずかしい出来事もすっかり忘れ、窓の外を眺めながら、
「これからどんな生活が始まるんだろう。」
と、期待に胸を膨らませていました。
そして――
ナンディ国際空港に到着。
日本人スタッフとフィジー人スタッフが笑顔で迎えてくれ、他の留学生たちと一緒に、それぞれの語学学校へ向かいました。
ここまでは順調でした。
でも、学校に着いてから、さっそく現実を突きつけられることになります。
到着してすぐレベル分けテスト😭!
学校に着くと、休む間もなくレベル分けテストとオリエンテーション。
そして、先生から言われた一言。
「Writingはレベル3だけど、Speakingはレベル4ね。レベル4のクラスから始めましょう。」
……え😳?
思わず固まりました。
「レベル4?」
いやいや、そんなはずはない。
私は英語が話せるからフィジーへ来たわけではありません。
私がここへ来た理由は、
「英語が話せるようになりたい。」
その一心でした。
だから正直、「レベル4」と言われてもうれしいどころか、不安しかありませんでした。
「レベル3から基礎をやりたかった。」
「本当に授業についていけるの?」
「先生が何を言っているのか分からなかったら?」
「みんな私より話せたらどうしよう。」
そんなことばかり考えていました。
まだ授業すら始まっていないのに、心はすっかり弱気。
期待よりも、不安のほうが何倍も大きくなっていました。
そして、そんな気持ちを抱えたまま、その日から5か月間お世話になるホストファミリーの家へ向かいます。
初めてのホストファミリー
迎えてくれたのは、
ホストマザーのタリザ。
ホストファザーのピーター。
そして娘のメレ。
みんな笑顔で迎えてくれました。
……が。
私の頭の中は、すでにパニック状態です。
Speakingがレベル4と言われたからといって、急に英語が話せるようになるわけではありません。
ホストファミリーが話しかけてくれるたびに、
「え……今なんて言った?」
「全然聞き取れない。」
頭の中では、そればかり。
でも、何度も聞き返す勇気もありません。
そこで私が編み出した、その日の最強のコミュニケーション術。
「とりあえず笑顔😀」
分からなくても笑顔。
何となくうなずく。
また笑顔。
たぶん、この日一番使ったのは英語ではなく、
笑顔だったと思います(笑)。
もちろん、本当はちゃんと理解したい。
もっと話せるようになりたい。
でも、その頃の私にとって一番大切だったのは、
「どうやって今日一日を乗り切るか。」
でした。
無理をして頑張りすぎたら、きっと心が折れてしまう。
だからまずは笑顔で乗り切る。
それが、その頃の私なりの精一杯でした。
目力が強すぎるホストファーザー
そして、ホストファーザーのピーター。
本当に優しい人なのですが……
とにかく目力が強い!
話しかけられるたびに、
「え……怒ってる?」
と勝手にビクビクしていました。
もちろん、全然怒っていません(笑)。
今思えば、ただ目力が強かっただけなんです。
でも、英語が分からない私にとっては、それだけでも緊張してしまいました。
一方、娘のメレはまだ小さいのに、お父さんやお母さんと楽しそうに英語で話しています。
「すごいなぁ。」
そう思った次の瞬間、
「いや、ここで生まれ育ってるんだから当たり前でしょ。」
と、自分で自分にツッコミ。
それでも、
「こんな小さい子とも話せないなんて……。」
「私、本当に大丈夫かな。」
情けない気持ちでいっぱいでした。
頭の中はずっと、
「もーーーーーー😭!!!!!」
状態です(笑)。
初日の夕食はフィジーの家庭料理
そんな私を見かねたのか、その夜、タリザが夕食を用意してくれました。
テーブルに並んでいたのは、フィジーの家庭料理**「ロロ」とキャッサバ**。
フィジー食べものメモ
🌴 フィジー食べものメモ
ロロ
魚や野菜などをココナッツミルクで煮込んだ、フィジーの家庭料理。
キャッサバ
サツマイモに少し似た見た目の根菜。フィジーでは主食のように食べられています。
実は私は、ココナッツミルクが少し苦手でした。
料理を見た瞬間、
「うわ……これは無理かもしれない😥。」
そう思いました。
でも、初日から「苦手です」なんて言えるはずがありません。
「ここで好き嫌いを言ったら、この先5か月やっていけるのかな。」
そんなことを考えながら、恐る恐る一口。
すると……
「あれ😯?」
「おいしい。」
思っていたよりずっと優しい味で、全然くどくない。
気づけば普通に食べ進めていました。
この一食で、ココナッツミルクへの苦手意識はなくなりました。
英語も、文化も、食べ物も。
フィジーに来てまだ一日目なのに、
「やってみないと分からない。」
そんな大切なことを、私は早くも教えられた気がします。
初日の夜、ベッドに入って思ったこと
長いフライトを終え、初めての海外で、初めての一人旅。
そして、初めてのホストファミリーとの生活。
英語は思ったように話せない。
何を言われているのかも、まだ十分に聞き取れない。
「本当に5か月もここで生活できるのかな……。」
そんな不安もありました。
でも、その一方で、
「明日から、いよいよ本格的な留学生活が始まるんだ。」
というワクワクもありました。
まだ何も始まっていない。
それなのに、すでにこんなに濃い一日。
ベッドに入りながら、
「明日からどうなるんだろう……。」
そう思いながら、フィジー留学初日を終えました。
そして翌日。
いよいよ、フィジーで初めての学校生活が始まります。


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