介護士として3年。私が看護師を目指すことになった理由
オーストラリアで介護士として働き始めて、気がつけば3年。
最初の頃は、仕事を覚えるだけで精一杯でした。
利用者さんのお世話をしながら、パソコンへの入力、着替えの介助、パッド交換など、少しずつできることも増えていきました。
以前は一つひとつの仕事に緊張していましたが、経験を積むにつれて、時間の使い方もだんだん上手くなっていきました。
仕事にも慣れ、長時間働いても、以前ほど疲れを感じなくなっていました。
「仕事そのものには、かなり慣れてきたな」
そんなふうに思えるようになっていた頃です。
🌱 でも、このままずっと介護士でいいのかな?
仕事には慣れていました。
それでも、あるときから少しずつ、こんなことを考えるようになりました。
「このままずっと介護士として働いていくのは、将来的に体力的に大丈夫なのかな?」
今はまだ大丈夫。
でも、この先何年も介護の仕事を続けていくことを考えると、体力面で不安がありました。
介護の仕事は、利用者さんの移動を手伝ったり、着替えを手伝ったりと、どうしても身体を使います。
「今はできているけれど、将来も同じようにできるのかな?」
そんなことを考えるようになったのです。
そんな私の背中を押してくれたのが、夫でした。
そして、ちょうどその頃、夜勤を一緒にしていたブータン人の同僚、ソナムちゃんとも、看護師になることについて話すようになりました。
🇧🇹 夜勤仲間と「看護師になろうかな」
ソナムちゃんは、私と一緒に夜勤をしていた同僚です。
そして、夜勤中によく寝ている子でもありました(笑)。
そんなソナムちゃんと、
「看護師になろうかな」
「私も考えてる」
と、看護師になることについてよく話していました。
そんなある日、ソナムちゃんが学校の情報を持ってきました。
それが、
IHNA(Institute of Health and Nursing Australia)
でした。
当時は、学校に入学する際の英語テストも免除されるということでした。
「それなら、私にもできるかもしれない」
そう思い、夫と一緒に学校について調べてみることにしました。
👩⚕️ 元介護士でも看護師になれるんだ
実は、もう一人、私にとって大きな存在だった同僚がいました。
ブータン人のタシです。
タシも、もともとは介護士として働いていました。
そして、私が看護師を目指そうかと考えていた頃には、すでにIHNAで勉強を始めていました。
私が入学を考えていた時点で、タシは2学期を終え、看護師になるところまでかなり近づいていました。
それを見て、
「元介護士でも、ここで勉強すれば看護師を目指せるんだ」
と、私はかなり勇気をもらいました。
自分より先に進んでいる人が身近にいたことは、大きかったと思います。
ソナムちゃんから学校の情報をもらったこと。
タシが実際にそこで勉強していたこと。
そして、夫が背中を押してくれたこと。
いろいろなことが重なって、
「私も看護師を目指してみよう」
と、本格的に考えるようになりました。
💻 仕事をしながらなので、オンラインを選択
コロナ後ということもあり、オンラインで勉強できる学校が増えていました。
IHNAでもオンラインで授業を受けることができました。
当時は、オンラインだけでなく、実際に学校へ行って授業を受けることもできました。
でも私は、仕事をしながら勉強する予定。
毎回シティまで車で通うとなると、それだけでも時間がかかります。
だったら、
「家で勉強できるオンラインのほうがいい」
ということで、オンラインを選びました。
ただし、最初のオリエンテーションだけは、シティにあるIHNAまで行きました。
そこで初めて、これから一緒に勉強する学生たちを見ました。
私の印象では、学生は女性が8割くらい、男性が2割くらい。
そして、インド系の学生がとても多かったのを覚えています。
こうして私は、いよいよ看護学校での勉強をスタートすることになりました。
介護士として働きながら、今度は学生。
仕事と勉強の両立生活が始まったのです。


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