👥 メンバーが増え、グループが2つに
この頃は、リーダーのサラを含めて、私たちは10人ほどで作業をしていました。
ところが、しばらくすると日本から新しくワーホリで来たメンバーや、アジア圏からのメンバーも少しずつ増えていきます🌏
人数が増えたことで、やがてグループは2つに分かれることになりました。
そして、もう一つのグループのリーダーになったのが、「エミリー」という英語名を使っていた韓国人女性。
30代くらいで、みんなのお姉さん的な存在でした。
🚐 サラとエミリー、タイプの違う二人のリーダー
サラは、必要なことはしっかり伝えるけれど、それ以外はあまり多くを話さないタイプ。
どちらかというと無口で、淡々と仕事をこなしていきます。
でも、ふと笑ったときの笑顔がとても愛らしい。
私はそんなサラのことを、密かに「かわいい人だな」と思っていました😊
一方のエミリーは、サラとはちょっと違います。
周りをよく見ていて、ちょっとしたことにもすぐ気づくタイプ。
仕事中も、みんなの様子をよく見ていました。
最初は、
「よく見てるなぁ……」
くらいに思っていたのですが。
後になって、その性格がちょっとした出来事につながることになります。
⚡ ある日、問題が起こった
ある日、私の後から入ってきた女の子たちとエミリーの間で、ちょっとした口論が起こりました。
何がきっかけだったのか、細かいところまでは覚えていません。
ただ、言い合いはどんどん激しくなり――
最後には、その女の子たちは英語で言ってはいけないような強い言葉を捨て台詞のように吐いて、そのまま仕事を辞めていきました。
「海外で働くって、こういうこともあるんだ……」
まだ英語を十分に理解できていなかった私は、何とも言えない気持ちでその場を見ていました。
言葉が十分にわからないからこそ、余計に空気の悪さだけが伝わってきます。
海外で生活していると、国籍も文化も違う人たちが一緒に働きます。
もちろん、みんなが仲良くできるとは限りません。
こういう人間関係の難しさも、ワーホリ生活の一部なのかもしれません。
🌧️ 「ファームが閉まる」という噂
その頃のサンダルウッドファームは、雨の多い時期だったこともあり、天候によって仕事がなくなったり、ファーム自体が閉まったりするという噂が広まりました。
「明日は仕事がないらしい」
「スプレー隊は仕事がなくなったらしい」
「このファーム、閉まるんじゃない?」
そんな話が、少しずつ聞こえてくるようになります。
そして、実際に自分から辞めて、別のファームへ移っていく人も何人かいました。
でも、私は――
辞めるという選択肢はありませんでした。
せっかく見つけた仕事。
ここで働くと決めた以上、
「私はここに残ろう。」
そう思って、そのまま仕事を続けることにしました。
🧹 仕事は午後3時過ぎに終了。でも、まだ時間がある!
そして、このサンダルウッドファームの仕事は、ありがたいことに午後3時過ぎには終わります。
友達の中には、その後に**school cleaning(学校の清掃)**という短時間の仕事をしている人もいました。
私はというと……
仕事が終わったあと、特にやることがありません😂
だったら、
「私もやってみよう!」
ということで、school cleaningの仕事に加わることにしました🧹✨
ファームで一日働いた後なので、もちろん疲れています。
でも、これが意外と楽しい。
一緒に働いていたのは、韓国人の女の子たち。
ファームとはまた違った雰囲気の中で、掃除をしながらおしゃべりをします。
💕 そこで出会った、ナニョンちゃん
そこで出会ったのが、ナニョンちゃん。
韓国人の女の子です🇰🇷
なにょんちゃんは、英語をあまり話せる子ではありませんでした。
そして私も、もちろん英語がペラペラなわけではありません。
だから、私たちの会話は――
単語。
単語。
ジェスチャー。
たまに、知っている英単語をつなげて、
「これってこういう意味かな?」
と、お互いに何となく理解する。
今思えば、かなり原始的なコミュニケーションでした😂
でも、不思議とそれで会話が成立するんです。
英語が完璧じゃなくても、
「伝えたい」
という気持ちがあれば、なんとかなる。
なにょんちゃんとの会話は、私にとってそんなことを実感させてくれました。
そして何より、ナニョンちゃんはとても優しくて、いい子でした。
仕事にも一生懸命。
文句を言うこともなく、黙々と仕事をする。
そんな彼女と一緒に働く時間が、私はとても好きでした。
当時の私は、海外に来てまだまだ不安なことばかりだった。
英語も思うように話せない。
知り合いも多くない。
そんな中で、ナニョンちゃんの存在は、私にとってとても大きかったのです。
言葉は十分に通じなくても、一緒に笑える。
一緒に働ける。
それだけで、なんだか安心できました😊
海外生活って、英語がペラペラになったから楽しくなるわけじゃない。
むしろ、英語がうまく話せない時期に出会った人たちとの時間こそ、後になって大切な思い出になったんだと思います。


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