🏠 デミペアを辞める前に、次の住む場所を探していた
デミペア生活を始めて、まだ1か月ほど。
でも私は、少しずつ
「このままではいけない」
と思うようになっていました。
特に、6歳の女の子との生活。
もちろん子どもなので、わがままなところがあるのは当たり前です。
でも、私にとっては毎日の小さなストレスが積み重なっていきました。
そして、もうひとつ気になっていたのがお金です。
仕事をしていないので、当然ですが貯金は減っていく一方。
「このままデミペアを続けていて大丈夫なのかな……」
そんな不安が大きくなっていきました。
そこで、デミペアを辞めることを決める前に、まずは次に住む場所を探すことにしました。
🇯🇵 次に選んだのは、日本人だけのシェアハウス
私が連絡を取ったのは、EAST PERTHにある日本人のシェアハウス。
そして、契約をすることにしました。
ここで、読者の方はきっと思うと思います。
「あれ?
英語を学ぶためにデミペアをして、英語漬けの生活をするんじゃなかったの?」
そうなんです。
私も最初は、そのつもりでした。
でも、実際にデミペアを経験してみると、
英語を使うことそのものが、家にいても結構なストレス。
もともと私は、英語をガンガン話せるタイプでもありません。
さらに、以前の寮生活を経験したことで、
「いろいろな国の人と一緒に暮らすより、日本人と暮らすほうが私は楽かもしれない」
と、だんだん自分の性格も分かってきました。
「英語を勉強するなら、英語環境じゃなきゃ!」
と思っていたけれど、
実際に海外で生活してみると、
自分に合う環境と、理想の環境は違うんだなと思いました。
👭 ムクちゃんにも相談
そして、ここでも助けてくれたのがムクちゃん。
ムクちゃんは、シドニーにいた頃にもいろいろ助けてもらった友達です。
その後、ムクちゃんも2年目のビザでパースへ。
シドニーでのシェアハウス生活のことも教えてくれて、私がシェアハウスを探すときには、一緒に何軒か見に行ってくれました。
いくつか見て回った結果、
「やっぱり私は日本人だけのところがいいかも」
ということで、EAST PERTHのシェアハウスに決めました。
🛏️ 私の部屋は、キッチンの上!
私が住むことになった部屋は、なんとキッチンの上にあるロフト。
もう一人の女の子と一緒に使う部屋でした。
ロフトとはいっても、かなり広くて、10畳以上はあったと思います。
しかもカーペット敷き。
お風呂とトイレもあり、かなり快適でした。
オーナーさんご夫婦も優しくて、住んでいる人たちも特に問題なし。
おかげで、安心して生活することができました。
💸 でも……仕事がない!
住む場所は決まりました。
しかし、最大の問題が残っています。
仕事がない。
貯金は少しずつ減っていく。
働かないと、生活できなくなる。
そこで私は、節約生活をしながら仕事探しを始めました。
無料のCATバスに乗って図書館へ行き、履歴書を書き直したり、ネットで求人を探したり。
🚌CAT バスとは
CAT(Central Area Transit)バスは、パース市内を走っている無料の巡回バスです。
市内中心部を移動するのに便利で、路線によって色分けされています。
特にパースでは、Blue・Green・Purple・Red・YellowなどのCATバスが運行しています。
来る日も来る日も、
「仕事ないかな……」
と求人をチェック。
でも、私はワーキングホリデーでよく聞く、
「とにかく履歴書を持って、いろんなところに配りに行く!」
というタイプではありませんでした。
なぜなら……
そう、私はケチなんです。😂
履歴書を印刷するのにもお金がかかる。
数十円でも、当時の私にとっては大事なお金。
だから、店に行ってもマネージャーがいなければ、基本的には履歴書を渡しませんでした。
「どうせなら、採用される可能性がありそうなところにだけ渡したい!」
そんな感じで、かなり慎重に仕事を探していました。
🎤 そんなとき、目に入ってきた「カラオケガール」の求人
そんな生活をしていると、ある求人が目に入ってきました。
「カラオケガール」
「カラオケで働きませんか?」
「単発OK」
「時給とてもいい」
そんな文字が並んでいます。
当時、こういうカラオケガールの仕事は、女性の間ではかなり人気があったと思います。
日本人だけではありません。
アジア系やヨーロッパ系の女性たちも、ドレスアップして働いていました。
ただし、私たちが日本でイメージする普通のカラオケボックスとは、かなり違います。
お客さんと女の子が一緒の部屋で過ごす、ホステスさんのようなスタイルのお店でした。
求人を見かけても、それまではいつも、
「こんなところで私は働かないよな……」
と思って、スルーしていました。
でも、この頃の私は違いました。
貯金は減っている。
仕事は見つからない。
「このまま何もしないほうが危ない!」
そう思い、ついに応募することにしました。
👗 そして、その日に仕事が決まった
応募すると、すぐにメールが返ってきました。
写真など必要なものを送ると、
「○日に来てください」
とのこと。
そして……
その日のうちに、仕事が決まりました。
勤務は金曜日と土曜日。
スタートは夜8時から。
限られたお金の中から靴やドレスを購入。
こうして私は、
人生で初めて、ちょっと変わった「カラオケ」の仕事を始めることになったのです。
そして、この仕事。
お金の面では、かなり魅力的でした。
💰 お客さんが支払う料金は1時間50ドル
確かに覚えているのは、
お客さんが女の子を同じ部屋に入れる場合、お店に支払う料金が1時間50ドルだったこと。
ただ、そこから私たちが実際にいくらもらっていたのかは、今となっては覚えていません。
さらに、お客さんの中には、サービス料のようなものなのか、お小遣いなのか分かりませんが、女の子に直接お金を渡してくれる人もいました。
もちろん、もらえるかどうかはお客さん次第。
でも、指名されて、さらにお客さんからお小遣いをもらう女の子たちは、週2日ほどの勤務でも、1,000ドルを余裕で超えていたと思います。
貯金を切り崩しながら生活していた私にとっては、
「これはかなり魅力的かも……」
と思える仕事でした。
ただ――
実際に働いてみると、そんなに簡単な仕事ではありませんでした。


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