キャサリンで出会った、まさかの救世主
その日の夜、7時か8時頃だったでしょうか。
同室の日本人の女の子が部屋に戻ってきました。
そこで、私は彼女が持っていたフィジーで買えるノニのクリームに気づきます。
「これ、フィジーのノニのクリームですよね?」
そこから話をしてみると……
なんと彼女もフィジーに留学していて、その後オーストラリアに来たというではありませんか!😳
「えっ、私と同じじゃん!」
正直、フィジーで会ったことがあるのかどうかは覚えていません。
でも、そんなことはどうでもよかった。
この何とも心細いキャサリンで、まさか自分と同じような道を歩いてきた人に出会えるなんて。
私は、今日起きたことを一気に話しました。
エアーズロックで仕事を探したこと。
仕事が決まらなかったこと。
迎えが来なくて、スーパーの前でひたすら待っていたこと。
そして、見ず知らずのオーストラリア人カップルに助けてもらったこと……。
彼女はとても柔らかい物腰で、私の話をじっくり聞いてくれました。
それだけで、朝からずっと張り詰めていた気持ちが、スーッと軽くなっていきました。
「ああ、私、ひとりじゃないんだ」😫
そんな気持ちになったのを覚えています。
その夜は話に花が咲き、久しぶりに安心して眠れた夜でした。
そして、さらに驚いたことが。
なんと彼女も、これから私が働く予定の同じ会社で働いていたのです。
これはもう、私にとって貴重な情報源!
彼女から、仕事のことをいろいろ教えてもらいました。
彼女が所属していたのは、除草剤を撒く**「スプレー隊」**。
かなり体力的に大変な仕事らしいのですが、その分、お給料はとても良いとのこと。💰
「……スプレー隊だけは嫌だ。」
正直、それが私の本音でした(笑)。
翌日、自分がどこに配属されるのか。
期待よりも、不安と緊張のほうが大きくなっていきました。
そして翌日、いよいよ配属先へ
翌日、私はファームジョブを請け負っているオフィスへ連れて行ってもらいました。
そこで説明をしてくれたのが、韓国人の女性、サラさんでした。
サラさんはとても話しやすい方だったので、私はつい昨日の出来事を話してしまいました。
「実は昨日、迎えに来るはずの人が来なくて……😅」
と、昨日の一件を少し愚痴ってしまった私。
まさか、この時は知る由もありませんでした。
その迎えに来るはずだった男性と、サラさんが恋人同士だったことを……。
後になって知った私は、
「えぇぇぇ……私、彼女に彼氏の愚痴を言ってたの!?」
と、かなり気まずい気持ちになりました(笑)。
知らないって、本当に怖いですね……。
そんなことはさておき。
肝心の仕事の配属先ですが――
なんと、
私はスプレー隊ではありませんでした!🙌🏻
しかも、スプレー隊に比べれば、体力的にはかなり楽な仕事。
「よかった……!」😭
心の中でガッツポーズです。
こうして私は、ようやく仕事と住む場所を手に入れることができました。
そして連れて行ってもらったのが、これからしばらく暮らすことになる
「キャサリン・リバー・ロッジ」🏠
でした。
※現在は名称や運営が変わっているようです。私が滞在した当時は「Katherine River Lodge」という宿でした。
キャサリン・リバー・ロッジでの新生活
受付で対応してくれたのは、オーストラリア人ではなく、中国人の女性。
「エンジェル」と呼ばれていた彼女は、笑顔がとても素敵な優しい女性でした。
部屋へ案内されると、そこはとてもシンプル。
私の感覚では、小さな1Rのような部屋でした。
お風呂とトイレは、なんと隣の部屋の住人とつながっています。
エコノミーシングルルーム!
そして、その隣の部屋に住んでいたのが――
日本人のカップル。🇯🇵
しかも、私と同い年!
これはもう、話さない理由がありません(笑)。
すぐに仲良くなりました。😊
話をしているうちに、さらにいろいろなことが分かってきました。
このキャサリン・リバー・ロッジに住んでいる人たちの中には、私たちと同じような年代のアジア人がたくさんいて、そのほとんどが同じファームで働いているというのです。
「なるほど……ここに来れば、いろいろな情報が聞けるんだ!」
昨日まで右も左も分からなかった私にとって、これはかなり心強いことでした。
私はさっそく、そのカップルにも昨日からの出来事を話しました。
エアーズロックで仕事に落ちたこと。
キャサリンまで来たこと。
迎えが来なかったこと。
スーパーで途方に暮れていたこと。
そして、偶然出会った優しいカップルに助けてもらったこと。
怒涛のような数日間の出来事を話し終える頃には、
「私、よくここまで来たな……」
と、自分でも少し笑えてきました。😂
仕事も決まった。
住む場所も決まった。
そして、ここには話を聞いてくれる人もいる。
ようやく私は、キャサリンでの生活をスタートできそうです。
……と思ったのですが。
実は、ここからが本当のファーム生活の始まりでした。


コメント